2012年2月11日土曜日

マッカーサー記念室

6年前にポックリと89歳でこの世を去った、大野の初チャンは、
若い頃、音に聞こえた新橋のトップ芸者でありました。。。
ある晴れた日、初チャンはマッカーサー元帥と警視総監と3人で車に乗り、復興せんとする東京を視察かたがたドライヴに。
あちこち見て廻るうち、
あんまり自由に運転するこの車をMPが見とがめ「止まれ!」と命令。
部下の指図になど従うはずもなく、
指示を無視するマッカーサー元帥の乗る車。
そうとは知らず「!」と怒るMPの追跡が始まり、、

大捕り物のカーチェイスの果てに、
車から降り、仁王立ちのマッカーサー元帥、
縮み上がったMPに
「おいらはレディーとドライヴなう。邪魔すんな!」と
言ったとか、言わなかったとか。

大野の祖母初江がマッカーサー元帥と少しご縁があるという事を心に留め置いていただいたお客様方のお計らいにより、大変有り難い事ですが、マッカーサー記念室にお邪魔する事が出来ました。

この3月は初チャンの七回忌。少し思い出してみるのも供養かな。

廊下に掲示板が
この部屋番号が、、、

執務室前の廊下
絨毯はシンプルモダンなデザイン 
執務室16坪
周囲の壁はすべてアメリカ産くるみの木でできており、
床は寄せ木細工です。
マッカーサー元帥ご本人。
スター性抜群。魅力的。
華美を嫌い、質素を好まれたと言われています。
無駄のない機能的なものがお好きだったのかも。。 
几帳面で、何事も即断即決するため
愛用の机には引き出しがありません。
ひときわBIG。
全国を巡回した有名な椅子です。


様々な資料が展示されています。
青春(サミュエル•ウルマン)の詩を座右の銘とし、
日々愛誦しておられていたとか。
/前略/
年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱きうるものは何か。
曰く驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる
物事や思想に対する鉄仰、事に処する剛毅な挑戦、
小児の如く求めてやまぬ探究心、人生への歓喜と興味
人は信念と共に若く 疑惑とともに老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして
偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない
/後略/

0 件のコメント: